【FDQ】Music of the night(2017.7.28~30)
2017.7.28~30に行われたコンサート「Music of the night」は「ファントム・シンガー」の出演者から22人(審査員3人、オーディション参加者19人)+ゲスト(キム・ボギョンさん)が出演し、キム・ムンジョンさんの指揮でミュージカル音楽を披露したコンサートでした。ロッテコンサートホールで1日2公演全6公演行われ、毎回出演者が少しずつ変わり、「ファントム・シンガー」の際のチームの枠組みを超えて色々な組み合わせで歌うというのものでした。FDQのメンバーは30日に単独コンサートがあったので28,29日に出ましたが4人全員一緒に出る回がないという、ファンを悩ませるコンサートでした。
残念ながら本番の動画などはありませんが、PR用のインタビュー動画とインスタの公式アカウントのリンクを貼ります。
インタビュー動画はコンサートのPRや意気込みなので内容は訳しませんが、今に比べるとふっくらしているメンバーたちの貴重映像(?)をご紹介します。
<インスタグラム>
同コンサートの公式アカウント。D-30から日替わりでアップされたカウントダウンの写真や本番の写真を見ることができます。
<インタビュー動画>
★コ・フンジョン、イ・ビョリ、コ・ウンソン
★キム・ヒョンス、パク・サンドン、パク・チョンフン、パク・ユギョム
★ソン・テジン、チョン・フィ、ペク・ヒョンフン、パク・ヨセフ
【FDQ】アンコールコンサートブリッジ②
2017.08.08に行われた1stアルバムのツアーのアンコールコンサートの幕間に流れた映像です。(Youtubeではこちらの方が①なんですが、ブログにアップする順番が逆になってしまったのでタイトルと番号が逆になっています。)
<ツアーの最後の原州(ウォンジュ)コンサート(2017.07.30)での様子>
ビョリ:はい、こちらはフォルテ・ディ・クアトロの楽屋です。原州コンサート。今、テジンさんが髪の毛をセットしています。テジンさん、こんにちは。
テジン:何?!最後のコンサートだから奇抜な感じでやってみますか。
ビョリ:奇抜に?
テジン:ロッカーみたいな感じ?
ビョリ:フンジョン兄さんと言えば顔のラインが非常に大事なポイントですよね。近くでご覧ください。どんなにズームしても彼の毛穴は見えない。ありえない肌。自分もこうなりたい肌。
フンジョン:あ!(ビョリの顔を指して)毛穴だ。見える。
ビョリ:ふふふ
フンジョン:すぐ見える!
ビョリ:おお、かっこいいよ!!テノール、キム・ヒョンス。ヒョンス兄さん!
ヒョンス:何?
ビョリ:前髪をなびかせるのが非常に魅力的です。僕たちフォディクァ、最後のコンサートを目前としていますが感想を一言お願いします。
ヒョンス:感想はデスティーノだけど。
ビョリ:あっ!デスティーノ?心臓がここにあることを教えてくれるって(※サビの歌詞)?非常に運命的な?じゃあ、フォディクァ、フォルチャ、せーの!
ヒョンス:フォディクァ、フォルチャ!!
(円陣)
ヒョンス:今までありがとうございました。これから感謝すべきことがもっとたくさんあるでしょうが、最後のコンサート!原州!!ファイト!
みんな:ファイト!
(コンサートの様子)
<COSTA VICTORIAクルーズの様子>
※2017.07.31~08.03に釜山から東京湾までのクルーズ旅行があり、その中のイベントの一環として船上コンサートがあったものです。
ビョリ:台風が来ています!
テジン:本当に波が高いな。
ビョリ:ヒョンス兄さん、テジン、ここ見てちょっとご挨拶してください。
ヒョンス:おい!起きてから顔も洗ってないのに
ビョリ:ほぼモザイクかけなきゃいけなさそう
フンジョン:メイク前には絶対に顔を公開することができないんですか。
ビョリ:そうです、これは私の顔じゃないので。ただのスケッチブックです。芸術家の魂が少し込められれば新たな作品として生まれ変わります。
(鏡の前で)
テジン:俺たち何人いる?
ビョリ:おお、いっぱい!
テジン:すごくいっぱいでしょ。
ヒョンス:しゅーん!
テジン:イルカ?
(部屋に入りながら)
ビョリ:皆さん、ここは私達フォルテ・ディ・クアトロのメンバーが新たに変身するメイキングルームです。
テジン:メイク…メイキング?俺たちをメイキング?
スタッフ:はなから作っちゃうって?(笑)
ビョリ:作る場所、作る部屋。
(コンサート会場で)
テジン:どんな風に映ってる?
ヒョンス:アー・ユー・カメラ監督?
テジン:イェ―、カメラ監督?
ヒョンス:カメラ監督?
テジン:カメラ?
(ヒョンスさんの即興ヒップホップパフォーマンス)
テジン:どう思う?
ビョリ:生まれ持っての素質があると思います。
(リハーサルの様子・船上コンサートの様子)
(到着後、東京で過ごした時の様子)
【テジン】<動画>『9월(9月)』
2017.09.23~24の2日間、加平(カピョン)郡チャラ島で行われたフェスティバル「MELODY FOREST CAMP」。テジンさんは24日のユン・ジョンシンさんのステージにパク・サンドンさんと一緒にゲスト出演していました。
この「MELODY FOREST CAMP」のPRの一環で3人で歌った『9월(9月)』の動画がちょうど1年前の8月31日に公開されました。
<9月/ユン・ジョンシン with パク・サンドン、ソン・テジン>
【FDQ】日本メディア出演記録
動画のリンクや音声などはありませんが、把握している限りのものを記録しておきます。
<テレビ出演>
★フジテレビ<フジバラナイト FRI>TUNE(2017.11.10)
アルバム発売をPRするVTRで登場。
特選エンタコーナー。当初は3/2に生放送出演予定でしたが、国会中継によりコーナーが3/8へ、そして更に3/9と放送日が変更となりました。3/9は事前収録したものが放送されました。
(下記リンクは写真等はなく、番組中に紹介するアーティスト名や曲名のみです)
インタビュー映像&ノッテ・ステラータ
<ラジオ出演>
★TOKYO FM Peace of Mind:土曜の朝のサラ・オレイン(2018.03.24放送)
(下記リンクは収録時の写真あり)
【FDQ】1stアンコールコンサートブリッジ①
1stアルバムの全国ツアーが終わった後、世宗文化会館で行われたアンコールコンサート(2017.08.08)で流れた映像です。
※<>の中は字幕です。
メンバーが話している部分は記号を省略します。セリフのカッコ内は字幕です。
<ご案内いたします>
<本日のフォルテ・ディ・クアトロアンコールコンサートには「アムマル・デジャンチ」がありません>
<ㅠㅠ>
<それで準備しました>
<フォルテ・ディ・クアトロの「アムマル・デジャンチ」名作リピート>
<SUMMER 2017>
<FORTE DI QUATTRO>
※アムマル・デジャンチ:アムマルとは話の筋道などを無視したり適当だったりするお話しのことで、デジャンチは大きな(デ)+宴・祝宴(ジャンチ)という意味です。要するに、無茶苦茶なトークのオンパレードということですね。韓国で流行語のように使われている言葉ですが、フォルテ・ディ・クアトロのトークの代名詞としても使われています。ツアーではいつも結構長めのトークをする時間があり、本来2時間の予定とされていたコンサートがトークが長くなっていつも3時間くらいやっていました。この日はテレビ局のカメラが入っていたからか、長尺トークの代わりにこの映像が流れました。
フンジョン:私が以前、予言をしたことがあります。このようなことが発生したら我々が大きな苦境に陥るだろうと。(「苦境に陥るだろうと」の繰り返し)
<苦境の始まり>
テジン:兄さんが今感じていらっしゃることを一度体で表現してください!
テジン:(はぁ…俺は一体何てことを…)
ヒョンス:(俺になんでそんなことを…)
フンジョン:え?(聞こえないふり)
テジン:あぁ、それは…やらないことにしました。それは…(やりたくありません。)あ…(どうか)
ヒョンス:むしろ…
観客:ダンス!ダンス!ダンス!
<やらないわけにはいかなかった>
<苦境に陥った4人の男の捨て身のもがき>
<何を想像してもそれ以下>
<クロスオーバー・ダンスタイム>
<今再び>
テジン:体で表現してください!
ヒョンス:あ、ホントに…これ…ありがとうございます。
ビョリ:はい、では、次の曲に…
フンジョン:イ・ビョリ イ・ビョリ
フンジョン/ヒョンス:ソン・テジン ソン・テジン
テジン:では、早く収拾して次の曲に行きましょう。
<次のダンスに>
フンジョン:お、これビリージーンだ、何やろう。
ヒョンス:なんでこんなにビートが遅いの!
テジン:楽しいです。
ヒョンス:俺より運動音痴は初めてだ。
フンジョン:毎回苦境に陥りますね。ほんとにまったく…。だけどこのお粗末なもがきが皆様に楽しんで頂けるのならそれで満足です。
テジン:満足です。
ヒョンス:恐縮です。
<驚いたことに>
<これで>
<終わり>
(ツアーのCM風動画)
フンジョン:天気もいいのに何考えているんですか。アルバムのこと?コンサートのこと?
ヒョンス:お前のこと
フンジョン:俺も
※終わりの部分に流れるBGMはドラマ「私の名前はキム・サムスン」の主題歌でCLAZZIQUAIが歌った『She Is』です。該当部分の歌詞は「隠してきた俺のはにかむ心、すべて君にあげるよ」。
フンジョン:映像はお楽しみいただけましたか。
観客:はい。
フンジョン:そうなんです。
テジン:そうなんですってそういう関係だってこと?
フンジョン:はい。そういう関係です。どうやるの?こう?(※指を絡める)
フンジョン:はい、そうです。映像はお楽しみいただけましたか。
テジン:あれ撮影した時どうだったか考えてみましたか。
<考えてみましたか?>
ヒョンス:撮影した時面白かったです。
フンジョン:面白かったです。
<今日お見せします>
撮影シーン
<ボーナスASMR>
ヒョンス:お前のこと
スタッフ:もうちょっとねっとりと
ヒョンス:お前のこと
スタッフ:ねっとりと、だけどはっきりと
ヒョンス:お前のこと
スタッフ:(笑い声と被っていて自信ないので前半割愛)早いことは早くないといけないんだけど。
フンジョン:俺も
【FDQ】雑誌
※更新分は☆がついています。
私が把握しているFDQについて掲載された範囲の紙媒体の雑誌です。(フリーペーパー除く)
韓国の雑誌は一部内容または写真が掲載されている記事のリンクを貼っておきます。
FDQになる前についてはよく知らないですし、他にももっとあるかもしれないので参考としてご覧ください。
<韓国>
★「여성中央(女性中央)」2017年2月号
「ファントム・シンガー」決勝進出者全員の写真、プロフィールなど掲載
entertain.naver.com
★「Noblesse」2019年7月号
www.noblesse.com
★「客席」2019年8月号
【FDQ】<雑誌>月刊「客席」(2019年8月号)オンライン版 - molly_fdqのブログ
★「Theater plus」2020年3月号
fdq.hatenablog.com
☆「Esquire Korea」2021年1月号
☆「女性朝鮮」2021年3月号
(フンジョンさんのみ)
★Scene Playbill(2017年5月号)
공연문화월간지 scenePLAYBILL : 네이버 블로그
ミュージカル「ロッキーホラーショー」のについて。ソン・ヨンジンさん、コ・ウンソンさんと一緒に。
★The Musical 175号(2018年4月号)
www.themusical.co.kr
ミュージカル「ママ、ドントクライ」について。
☆The Musical 179号(2018年8月号)
www.themusical.co.kr
ミュージカルのコンセプトカットについて。
☆The Musical 185号(2019年2月号)
www.themusical.co.kr
(ヒョンスさんのみ)
☆「Forbes Korea」2020年10月号
☆「兵営マガジンHIM」2021年4月号
(テジンさんのみ)
☆「BIG ISSUE」No.268(2022年2月発売)
<日本>
※Amazonのリンクを貼っておきます。各誌電子書籍も販売されています。
概ね見開き2ページの掲載です。
★「韓流ぴあ」2017年12 月号/ぴあ(2017.11.22発売)
★「ときめき」2017年秋冬号(別冊家庭画報)/世界文化社(2017.11.01発売)
次世代韓流インタビュー★「ときめき」2018年春号(別冊家庭画報)/世界文化社(2018.03.01発売)
1stアルバムの全国ツアーアンコール公演のレポ<台湾>
韓国芸能雑誌「NINE STARS」2017年12月号 (表紙:ヨ・ジング)
【ファントム・シンガー】決勝②[最終回]
とうとう決勝戦の最終ラウンドです。
最終ラウンドはソウル市内にある慶煕(キョンヒ)大学平和の殿堂で生放送で行われました。この日は旧正月の連休の初日。平和の殿堂のキャパは3500席。それがほぼ埋まったということです。※ちなみにフンジョンさんが通っていた大学です。
決勝1次の結果を40%、2次の結果を60%として合算した点数で優勝チームが決まります。最後のステージは審査員の評価はなく、視聴者の投票のみが反映されます。投票は指定の番号に携帯からショートメールを送る形式で、2チームまたは3チームに投票することは可能ですが、1チームには1回ずつしか投票することができません。
オンエアでは会場の様子の後、夏に申込書を提出したり予選で自己紹介したり歌ったりする参加者の様子から決勝1次の様子までがダイジェストで流れました。
そして決勝進出者たちの覚悟を語るインタビュー。
(どんどん話す人が変わっていく編集なので語尾がカットされています。)
テジン「1位を逃さないためにすごく刃を研ぎ澄ませて…」
フンジョン「残念な点や至らなさのないパフォーマンスが重要だと思います。」
テジン「どうしてこのチームが前回1位だったのか分かるなと…」
ヒョンス「みんながよいパフォーマンスをしてみんなが優勝するような感じで、だけど私達のチームが1位に…」
投票の番号は#1インキヒョンサン、#2フォルテ・ディ・クアトロ、#3ヒュンスプレッソです。
PRタイムにフンジョンさんが「皆さんの選択はただ1つ、2番!」というとメンバーが皆ピースのようにした指を腕を伸ばして前に突き出し、更にそれを可愛く耳の横に持っていて指を曲げたり伸ばしたり。
司会者から、インキヒョンサンが練習をかなりやってきたということで緊張しているのではないかと問われ、「練習量では私達も充分だと思いますし、結果に関わらず私達が練習した通りによいパフォーマンスができるように最善を尽くしたいと思います」と答えるフンジョンさん。表情が明るいがコンディションがよいようだと言われたテジンさんは「リハーサルで準備は万端でした。それをそのままお見せしたいです」と答え、では1位は無難に守れそうかという問いには「どのチームも1位になる資格はあると思いますが、守りたいです」と答えました。ビョリさんは表情が硬い、緊張しているのではと聞かれ「緊張していません」と言いながら胸に手を当てて緊張を表現。首にギブスしているみたい、硬いですよという声にビョリさんの首をマッサージするフンジョンさん。本番前に心臓がバクバク言っていると言っていたいけど今はどうかと聞かれ、「心地よい緊張があります!」と答えるビョリさん。覚悟の表明を求められたヒョンスさんは「私達は本当の音楽、真の音楽を皆様にお届けします」と宣言しました。
フォルテ・ディ・クアトロの1曲目は『베틀 노래(機織り歌)』です。この曲は第1回セイル韓国歌曲コンクールの作曲部門で1位を受賞したイ・ウォンジュ作曲の歌曲で、機を織りながら恋人を待つ気持ちを歌っています。
ユン・ジョンシンさんは「このチームは歌曲を選んだ。私達が十分にその曲のあらすじを聞き取れる曲を選んだということはこの歌に合ったドラマを演出してくれるだろう。非常にスマートな選択、選曲をしたのではないか」と期待を示しました。
フンジョン「最もよいバスがいて、とても美しいラインのテノールがいて、とても強いスピント・テノールがいて、何でもやるヤツがいて、空いてるところに入ればいいから、非常に組み合わせが良いということです。」
ヒョンス「100の言葉より、舞台でお見せします!」
テジン「私達を応援してくださる全ての視聴者の方々にとても感謝しています。私達、何番でしたっけ?」
フンジョン「フォルテ・ディ・クアトロ」
全員「2番!」
テジン「投票してください!」
<機織り歌>
1曲目を終え、インキヒョンサンにプレッシャーを感じなかったかと聞かれ、フンジョンさんは「いいえ、各自の音楽のスタイルがあり各自の力量ががあるため自分が準備した舞台さえうまくやればいいと思うためプレッシャーはなかったです。自分たちのプレイにだけ集中しました」と答えました。ビョリさんは満足しているか聞かれ「歌いながら真心が伝わることを願いながら、真心を尽くして歌いました。だから今気分がいいです。」と笑顔を見せました。
2曲目を前にメンバーに対する思いを語るインタビューが流れました。
ヒョンス「運命に引きよせられて?お互いの引きよせる力…そういう私達にはわからないすべてのものが私達を引きよせたように思います。」
テジン「今後やってくる日々を共に迎える仲間。パートナーたちになるということですね。私に足りない部分を満たしてくれる自分の4分の1のような感じ。」
(自分にとってフォルテ・ディ・クアトロは?)
ビョリ「幸福です。一緒に練習が終わって一緒にご飯を食べて時間を過ごして、胸の内にある思いを一緒に話して、私達のチームは本当に仲が良いです。」
フンジョン「本当に予想外の4重唱メンバーが結成されたけれど、その結成されたチームが思ったより生命力がある。おそらくとてもいい音楽をやれる、強いモットーになれるチームに出会ったと思います。とても感謝していますし、これで良い音楽をたくさんやれたらいいと思います。機会がある限り。」
テジン「戦略としては、私達が他の2チームに比べて旋律と和音では引けを取らない。最もアンサンブルらしいアンサンブルをお見せしようという覚悟で準備しました。」
フォルテ・ディ・クアトロが選曲した『Adagio』はアルビノーニのアダージョにララ・ファビアンが作詞したものを4重唱に編曲したもの。
練習風景の映像。
テジンさんがピアノでメロディを引いて「じゃあ、ビョリがmusica che~ってやって、ヒョンス兄さんもmusica che~ってやって息継ぎしてe~って」。
ヒョンス「俺に出せって?(ビョリさんに)お前出る?C#?」
フンジョン「やってみて」
ビョリ「一回やってみてできなかったら…」
フンジョン「一回やってみようよ」
テジン「1,2,3」
全員「Musica che~~~」
ヒョンス「おお、いいね!お前が俺たち全員の中で一番C#のクオリティがいいよ」
フンジョン「いいね、ここまで1位だよ」
テジン「ここまで駆け抜けて来た6カ月の道のりが無駄にならないように、悔いのない舞台をお見せしたいと思います。」
フンジョン「最も完成度が高く最もかっこいい舞台をお見せしたいです。」
ビョリ「残っている魂を全部使いきってベストを尽くして歌います。」
練習終わりっぽい路上で開いた手の平を下に向けて重ね合わせて「フォルチャ!」と気合を入れるメンバーの姿。
歌った後に1位を守れそうか聞かれたテジンさん。
「もちろん…」と何か言いかけたテジンさんの言葉に客席から歓声が。「この雰囲気なら守り切れそうです」とテジンさん。
フンジョンさんが優勝を予想するかと聞かれ「予想は全くしていません。たくさんの視聴者がご覧になっているので多くの変数があるでしょうから、考えずにいます」と
言うと客席から「ちがう!!」の声。「来てくださっている皆さんの雰囲気を見ると力をもらいますし希望と可能性を感じています」とフンジョンさん。
インキヒョンサンが自分達だけの魅力は「ロッカーがいる唯一無二の重唱チーム」と言ったという話に、フォルテ・ディ・クアトロの魅力を聞かれて答えるメンバー。
フンジョン「向こうにロッカーがいるなら私達には演劇家がいます!」
テジン「私達には韓国のポール・ポッツがいます。」
フンジョン「非常に優れた強みで、どんなテノールよりもパワフルで熱い声を持っていると自負しています。」
司会者が「なんでもできるコ・フンジョンさんもいますしね」「なんでもできますよね!謙虚さまで持ち合わせています」と言うと照れながら笑うフンジョンさん。
そんなフンジョンさんの「気を付け!敬礼!」の掛け声で挨拶をして4人が退場。
12人がステージに戻り、何人かが感想のコメントを求められました。
ヒョンス「本当に幸せでしたし、自分達だけの舞台をやったのではなく見てくださる全ての人々のための舞台を作ったと思います。悔いはありません!」
テジン「結果は既に私達の手を離れましたが、私達は何より3チームがすべて悔いのないパフォーマンスができて今日は成功した1日だと思います。」
放送予定時間を大きく超え、いつしか時刻は0時を回り、旧暦の新年を迎えました。
結果が発表され、3位はヒュンスプレッソで129,540票で1次647.6点、2次393.1点1040.7点。
2位のインキヒョンサンは137,435票で1次684.8点、2次417.0点、総点1101.8点。
1位のフォルテ・ディ・クアトロは227,298票を得た結果、1次760.6点、2次689.8点、総点1450.4点となりました。
この結果を受け、他のチームがフォルテ・ディ・クアトロを祝福します。
感想を聞かれ、フンジョンさんは「本当に感謝しているということしか申し上げる言葉はありません。よい音楽がやりたいという思いで駆け抜けてきました。家族に感謝し、出来の悪い息子なのにいつも愛してくださる両親、そしてすべての家族を愛しています。それから是非この話をしたいのですが、今この場でこのような栄光を得ることができた大きな(存在の)1人、イ・ジュンファン君。ジュンファン、そこにいるの?ジュンファンがいなかったら今この場にいられなかったと思います。すごく愛してるし、一緒に舞台に立つことができて光栄だったよ、ジュンファン」と言うフンジョンさんに客席から満面の笑みで腕で大きなハートを作るジュンファン君。
ビョリさんは「すべてのことに感謝します。ありがとうございます」と涙ぐみました。胸がいっぱいでそれ以上言葉にならない様子でした。
ヒョンスさんは言葉が浮かばない様子で「今頭が真っ白で…」と言いますが、ぱっと切り替えてはきはきと「愛してくださる全ての人に感謝します。そして両親に、愛してます!」と言い、テジンさんは「とても感謝しています。何よりもこの場に立つことができたのは皆さんが私達にくださった機会だと思い、これからよりよい姿をお見せしたいと思います」と挨拶。
優勝チームのフォルテ・ディ・クアトロには賞金1億ウォン(約1千万円)、1年間のマネージメント、全国ツアー、世界でのアルバム配信が贈られました。
最後のインタビュー映像。(他チームのメンバーは割愛しましたが、今までの色んな場面の映像と感慨深そうなメンバーたちの話すシーンが交互に映ります。)
インタビュー開始の合図で拍手を1回するヒョンスさん。
フンジョン「もうインタビューないんですか。これで終わりですか。(何度もうなずく)」
ビョリ「ああ、悲しい。泣きそう。」
テジン「心が空っぽになると思います。」
ビョリ「もう自分のいた場所に帰るじゃないですか。」
フンジョン「ありがとうございました。」
ビョリ「(泣きそうな様子で)心から、ありがとうございました。」
テジン「最後です、1,2,3(と拍手1回)」
2:2ラウンドの前にみんなで写真を撮る様子。
と、番組が終わりました。
最終回は生放送でしたが、音響の送出に問題があったようでクレームが殺到したようです。私も最初のチームの歌が始まった時に「何これ???」と動揺したほど、声があまり聞こえないメンバーがいたり不協和音が聞こえたりと、今まで耳にしていたクオリティと違いすぎて衝撃的でした。フォルテ・ディ・クアトロの時はそこまでの問題はなかったのですが、ベストなコンディションで聞けなかったフラストレーションがその後のコンサートに足繁く通うようになった要因のひとつかもしれません。
番組終了後、決勝進出者のガラ・コンサートが全国4カ所で6回にわたり行われたり、番組で披露された曲から27曲が収録されたアルバムが発売(現在は品切れのようです)されたり、出演者同士で色々な組み合わせでコンサートを開いたり、新たなチームが結成されたりと「ファントム・シンガー」出演者の活躍は枚挙にいとまがありません。
(品切れで手に入らないという噂ですが、一応アルバムの情報が書いてある記事をリンクします。)
ここまでほぼフォルテ・ディ・クアトロのメンバーに重点を置く形で番組の内容を書き記してきましたが、最初は番組の流れやiTunesの存在をお伝えしたいし、全体を3回に分けるくらいで書こうかなと思っていたのですが、ものすごく長くなってしまいました;映像も写真もない中でどれだけ伝わったかは分かりませんが、少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。感想頂戴した皆さま、ありがとうございました!
今後はまたデビュー後のデータ集めに戻りたいと思います。