molly_fdqのブログ

韓国のボーカル・グループ、フォルテ・ディ・クアトロのファンです。日本でも見れる動画のリンクや記事訳などのデータベースにしたいと思ってます。古いのから最近のまで気ままにアップします。最新の情報などはTwitterとInstagramにあげてます。訳は拙いですが、ないよりはましという方にご覧いただければと思います。

【ヒョンス】<インタビュー>ブリッジ経済(Bサイド)2019.07.13

先月アップしたヒョンスさんのブリッジ経済のインタビューの続きです。

単独コンサートの前(2019.07.13)に掲載されたものです。

 

m.viva100.com

 

【Bサイド】フォルテ・ディ・クアトロとテノール キム・ヒョンスの「不思議」

・『ファントム・シンガー』シーズン1優勝チーム、フォルテ・ディ・クアトロのテノールキム・ヒョンス、ソロ歌曲コンサート「花」準備中

・「不思議と」歌が上手いフォルテ・ディ・クアトロのメンバー、研究するコ・フンジョン、クロスオーバー最適化のソン・テジン、「舞台が先生」のイ・ビョリ

・「不思議と」縁のないミュージカル、『ノートルダム・ド・パリ』『メイビー、ハッピーエンディング』そして『ママ、ドント・クライ』のプロフェッサーⅤ

 

入力2019-07-13 14:00修正2019-07-14 10:36

「本当にガタガタ震えながらやると思います。僕、すごくよく緊張するんです」

テノール、キム・ヒョンスは歌曲コンサート「花」(7月21日、世宗文化会館チェンバーホール)を控えた心情を「大変なことになった」と言いつつも「良い機会」と表現した。昨年3月に初のソロアルバム『夢』の発売に合わせて初めて行った同名のコンサートに続き2度目なのに「緊張する」というのは、あまり知られていないか新たに創作された歌曲を発掘して知らせようとする活動の第一歩だからだ。

「大舞台では緊張しませんが、逆に小さなステージは息遣いまで全部聞こえるのですごく緊張します。その上1人で全部進めなければならないでしょう?でも、多くの方が来てくださるので、良い歌曲を知らせるにはどんなに良い機会でしょうか。プレッシャーはすごいですが、すごく成功させなければ。そんな風にスタートを切らなければと思っています」

既に完売している2回目のソロ・コンサートとJTBCクロスオーバーボーカルオーディション番組『ファントム・シンガー』シーズン1の優勝チーム、フォルテ・ディ・クアトロ(Forte di Quattro:コ・フンジョン、キム・ヒョンス、ソン・テジン、イ・ビョリ)の「アンプラグド・コンサートⅡ」(7月14日ロッテコンサートホール)を同時に準備した彼の覚悟は「使命感」に近かった。

「フォルテ・ディ・クアトロの『アンプラグド・コンサート』は、3月にやったコンサートの反応がとても良くて、シーズン2という形でやるんです。チームのメンバーとアイデアを持続的に交わしながらレパートリーを決めて練習しました」

 

◇「不思議と」歌の上手いフォルテ・ディ・クアトロのメンバー

「内輪でいつも言っていることですが、‘本当に不思議と’歌が上手いです。自分たちだけの魅力で上手くやります。(コ)フンジョン兄さんは、最初はパッと目立つスタイルではありませんでした。「何が長所なのかな」と思いましたが聞けば聞くほど歌が上手いと思います。声の深さ、発声などについて本当にたくさん研究する兄さんです」

キング・アーサー』『ザ・デビル』『ママ・ドント・クライ』『HOPE』『思春期』『ロッキーホラーショー』などのミュージカル俳優であり、チームの長兄であるコ・フンジョンについて「深く研究する兄さん」と表現したキム・ヒョンスは、ソウル大学声楽科の直属の後輩でバスのソン・テジンについては「完全にクロスオーバーに最適化されている」と表現した。

「学生時代にカラオケに行った時の記憶がまだ忘れられません。バスカー・バスカーの『桜エンディング』をバスの音域に合わせてキーを下げて歌ったんですが、とても上手いんです。完全にクロスオーバーに最適化されているなあと思いました」

演劇『ラーメンにネギトントン』『水曜日には赤いバラを』などの俳優であり、劇団の『Banalización』で演出としても活動した最年少のイ・ビョリについては「発展しようとすごく努力する健気な弟」と表現した。続けて「会社や周りがシングルなどを出してみるように勧めたりもするのですが『自分が準備できたら先にお話します』と言って相変わらず勉強に邁進中」だと付け加えた。

「(イ)ビョリは専攻ではないのに不思議と声楽の方面で生まれ持ったものがとても多いです。『ファントム・シンガー』で初めて会った時、私が5、6年研究してやっと得た小さなポイントを既に使っていたんですよ。そんな風だから自分でも知らないうちに自然に「(小さくて固い)小石」のような声を出すんです。一方でとても叙情的な声色を持っています。パク・インス先生が「舞台が先生」とおっしゃいましたが、ビョリがそうです。多くのステージを消化して成長し、自分自身の長所をさらに発展させようと努力しています。立派です」

 

◇「不思議と」縁のないミュージカル「必ずやってみたい」

「何もない私を‘不思議と’ユン・ソックァ先生はとても可愛がってくださいます。結婚式でも詩を朗読してくださいました」

「ファントム・シンガー」で優勝し知名度が上がったが、キム・ヒョンスは2016年3月と10月に上演されたユン・ソックァの演劇人生40周年記念作品『マスタークラス』をはじめ、『ディーヴォの1日~カーテン裏のオペラ歌手の1日(A day of Divo))、『シンデレロ(Cinderello)』などコンテンポラリー・オペラに出演した。

ベルトラウム・ミュージック(WeltrauM Music)代表で声楽家グループ「ベルトラウム」(WeltrauM:キム・ヒョンス、キム・ヨンホ、ギム・ジェビン、キム・イルフン、キム・スンジク、キム・ソンホ、アン・セグォン)のリーダーとして多様な舞台も経験した。

「駐車場コンサートに路上声楽バスキングもやってみたし、短い出演とは言え演劇もやったけど、不思議とミュージカルだけ縁がないんです。実はミュージカル出演オファーもたくさんもらいました。フォルテ・ディ・クアトロの活動、(キム・ジュテク、チョン・フィリップ、ソン・テジン、コ・ウリム、ハン・テインと共演したオペラコラージュ)「カサノバならし」公演などと重なって殆どお断りしましたが。その中で選びに選んで創作ミュージカルに出演確定したのですが製作自体がなくなってしまいました」

彼の表現の通り「不思議と縁がない」ミュージカルは、きっと一度やってみたいジャンルのひとつだ。チームメイトであるコ・フンジョンの『メイビー・ハッピーエンディング』『ママ・ドント・クライ』『ザ・デビル』『ロッキーホラーショー』などや『カサノバならし』で共演したテノール、チョン・フィリップの『ジャック・ザ・リッパー』などまで色々と観覧したキム・ヒョンスは、2005年に初めて接したフランス・ミュージカル『ノートルダム・ド・パリ』の来韓公演の記憶を未だに忘れずにいた。

「その時、会場だった世宗(セジョン)文化会館でアルバイトをしました。2カ月間ずっと余った席で歌を聞いて、舞台を見ました。初めて接したミュージカルでしたが、フランス語で歌うグランゴワール(Richard Charest)の『カテドラルの時代』とカジモド(Matt Laurent)のハスキーな『踊って 僕のエスメラルダ』などがとてもかっこよかったです。その時から『僕もミュージカルをやってみたい』と思っていました」

そして「グランゴワール、カジモド、フロロ神父、フェビュスなど『ノートルダム・ド・パリ』はどんな役であれやってみたい」と言い、「実は『メイビー、ハッピーエンディング』や『ママ、ドント・クライ』のプロフェッサーⅤなどもやってみたい」と耳打ちした。

「不思議とミュージカルはやたらと縁を逃してしまいます。やりたいと思ったらできるという訳でもなく…まだそういうタイミングじゃないみたいです」