molly_fdqのブログ

韓国のボーカル・グループ、フォルテ・ディ・クアトロのファンです。日本でも見れる動画のリンクや記事訳などのデータベースにしたいと思ってます。古いのから最近のまで気ままにアップします。最新の情報などはTwitterとInstagramにあげてます。訳は拙いですが、ないよりはましという方にご覧いただければと思います。

【ファントム・シンガー】FDQ結成まで② 2:2

次のラウンドは2:2です。

またデュエット対決ですが、こんどは2:2で対決して、どちらかのペアが次のラウンドに勝ち進み、敗者チームは2人とも脱落候補者になるという流れです。

 

前のラウンドで勝ち上がった出場者たちは「パートナー決めの部屋」に入り、その中で自分たちでペアを決め、パートナーが決まった人から「選曲の部屋」に移動していきます。30分の時間が与えられ、それぞれ「一緒にどうですか」「少し考えてみないと…」というやり取りがなされる中、フンジョンさんがジュンファン君(前のラウンドでビョリさんと歌った中学生)に「一緒にやらない?どう思う?」と声をかけて「僕は声楽の人とやりたいです…」「そう?」という会話をしているのが映りました。

 

さて、まず最初はビョリさんのペア。

声楽科出身のミュージカル俳優キム・ドンヒョさんとペアになりソン・シギョンさんの『태양계(太陽系)』を歌いました。今までのラウンドからビョリさんへの期待値が高まる中、歌が進むにつれ顔が曇っていく審査員たち。練習通りにいかなかったという悔いを見せるお2人。ビョリさんは発声の仕方や感情表現について酷評を聞くことになります。

その結果、ビョリさんとキム・ドンヒョさんのペアはパク・ユギョムさん、オ・セウンさんのペアに負けてしまいました。脱落候補になったビョリさんペア。

 

続いてヒョンスさん&テジンさん。相手は前のラウンドでテジンさんと対決したパク・ヨセフさんとペク・ヒョンフンさん。ヨセフさんが前回よりかなり大きく成長していることに驚くテジンさん。相手チームの歌を聞いて緊張を見せるヒョンスさん。ヒョンスさんは前回一部審査員から酷評を受けたことで、期待に応えられるかプレッシャーが大きかったようです。練習中も自分の問題点を早く克服しようと努力する姿が見られました。お2人はK.Willさんの『꽃이 핀다(花が咲く)』を歌います。ヒョンスさんは200回以上聞いたとのこと。テジンさんも本当に集中して準備したそう。

以下、2人のインタビューから。

テジン「ビジュアルがいい人たちが愛の歌を歌っても心に届きません」

ヒョンス「僕たちみたいに微妙な方が傷も多いし」

テジン「本当に傷らしい傷がつくから」

ヒョンス「だから切実さが出るよね。…でもお前はそこまでじゃないよ。俺が…」

そんな2人の歌を審査員は絶賛。「期待していたけれど期待を越えた」「美しくて涙が出ることがある。2人のハーモニーがあまりにも美しかった」「2人が最終的な4人のうちの2人の役割をするのではないか」などとコメントし、歌謡曲を歌いこなす力や技術面も高い評価を受けます。そして満場一致で勝利。

<花が咲く>

꽃이 핀다

꽃이 핀다

  • provided courtesy of iTunes

 

フンジョンさんはジュンファン君とペアに。冒頭で断られていたフンジョンさんですが、「そう?やろうよ」と押しきってペアになっていました。ジュンファン君はフンジョンさんが怖くて断れなかったとか…。ミュージカル俳優と一緒にやることに不安を覚え、僕は低音出せないんですが…と及び腰なのにフンジョンさんは「大丈夫。こうすればいい」とプッシュしていきます。ジュンファン君は18歳年上のフンジョンさんをお兄さんと言うべきかおじさんと言うべきか迷いを見せていました。選曲会議中もフンジョンさんを見て「今日のメイク怖いですね。血を吸われそうで目を見られない」と言うジュンファン君。フンジョンさんは「なんで見れないの。兄ちゃんは優しい兄ちゃんだよ」と優しく言うもののジュンファン君の顔はこわばったまま。選曲もジュンファン君の意見を尊重して、うまく混ざり合うものを見つけていけばいいという立場でしたが、ジュンファン君は「自分の意見が全部OKされる」とかえって当惑。そんな2人がアイルランド民謡の『ダニー・ボーイ』を歌います。仲良く手を繋いで登場する2人。後日談で、戦地に行って戻らない息子を待つ親の歌ということで2人ともセウォル号の犠牲者を思って歌ったことを語っていたフンジョンさん、歌いながら感極まって最後は涙を見せました。感動的で2人の距離感が縮まったことも感じられたパフォーマンスでした。ユン・ジョンシンさんは「聞く人を泣かせたり心を動かすのはテクニックではなく歌い手の人格や品性、個性などが声ににじみ出るのだと思う。視聴者がそれを感じるのではないか」とコメント。キム・ムンジョンさんはジュンファン君に中学生ながらよくやっていて褒めたいが、もっと違う魅力が見れることを期待したと言いました。そんなフンジョンさん&ジュンファン君ペアはユン・ソホさん、パク・チョンフンさんペアに圧勝しました。

<ダニー・ボーイ>

 

Danny Boy

Danny Boy

  • provided courtesy of iTunes

 

全チームの勝敗が決まった後、敗者チームの中から脱落者が発表されました。脱落せずに残ったのは6人。その中にはビョリさんもいました。

実は勝敗の投票だけでなく、審査員が各チームに点数も付けていて勝利チームの順位が発表されます。ヒョンスさん&テジンさんチームは1位、フンジョンさん&ジュンファン君は4位でした。

勝利チーム6チームと敗者から残った6人。勝利チームが6人の中から1人ずつ選び、3人組を作っていきます。新メンバーの指名は上位チームから。これは、チームをプロデュースする力も見られるということです。

ヒョンスさん&テジンさんはミュージカル俳優のペク・ヒョンフンさんを選択しました。他のチームのビジュアルについて審査員が語る中、ヒョンスさんが「僕たちのビジュアルは1人」とヒョンフンさんを指し、我々は後ろで…と謙遜します。「いや、背が高いじゃないですか。僕は低いので」と言うヒョンフンさん(実は180㎝超えてますが更に背が高い他の2人)。

フンジョンさん&ジュンファン君はフンジョンさんが「久しぶりに一緒に歌おう」と大学の後輩であるテノールのイ・ドンシンさんを選択。

ビョリさんは6位のチーム(パク・ユギョムさん&オ・セウンさん)に入りますが、実はお互いに第1希望だったということで喜びあいました。

 

こうしてトリオ戦のチームが決定しました。

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